大手有名塾の答(アドバイス?)

  • 読書が好きだからと言って国語の力があるとは言い切れない
  • 慣用句や言い回しを覚えていない(勉強していない)
  • 段落ごとの結論を探すなど問題文を読むコツが身に付いていない
  • 中高一貫校の入試に出題されるのは「説明文」がほとんど

結論Ⅰ

読書習慣が無くても上記の原因に対応する指導で、優れた読解力は身に付く

結論Ⅱ

本を読むより他科目の知識を増やしたほうが得点につながりやすく効率的だ

  • スマホ(ゲーム等)やテレビで、そもそも「活字に触れる機会」が激減してしまった
  • 教科書や塾のテキスト以外の「本を読む習慣」がほとんど廃(スタ)れてしまった
  • 「話し言葉」では目立たないが「文字言葉」の理解力が圧倒的に低下している

語彙(ゴイ)が突き付ける課題

英語を読む場合で考えてみましょう。

英語の語彙(ゴイ)が一万語ある人が面白く読む本を、語彙(ゴイ)が千語しかない人が読もうとしても何倍もの時間がかかるし、いくら時間をかけても理解できない所が残ります。

こんな状況では面白いと感じるなんて不可能ですね。

日本語もこれと全く同じです。

国語の問題文を前にして、「国語が苦手なお子さん」は、読み終わることが出来ず、理解できない所が残ったまま回答しようとしているのです。

逆に言えば、語彙(ゴイ)を増やせば国語は面白くなり、そればかりか中高一貫校受験で「大きな得点源」になるのです。