
中高一貫校の
最近の出題傾向
- 表やグラフなどから何が読み取れるか、国語という範囲を超えて「科目横断的な出題」が増えている
- 選択肢の中から正しいものを選ぶだけではなく、それを「選んだ理由を書かせる問題」が増えている
- 様々なテーマを与えて、それについての「自分の意見を書かせる小論文形式の出題」が増えている
要するに、単に正解を選ぶのではなく、「テクニックでは通用しない記述式の問題」が増えているのです。

記述式が増えているし、これからも増えていく理由
これにははっきりとした理由があります。
「大学」入試で記述式の比率が上がり続けているという事情があり、六年後にやって来る大学受験を考えると、「論理的な記述力の面で弱みのある生徒は採りたくない」というのが中高一貫校の本音なのです。
結論
合否を決めるのは、今や「算数ではなく国語の力だ」と言っても過言ではありません。
この点で大手有名塾の国語指導には大きな欠陥があります。
また、国語以外の算数/理科/社会を教えられる講師(学生)はたくさん居ますが、国語を教えられる人は限られているという現場の事情もあります。
語彙を増やすには、なるべく早い時期から系統的な国語の訓練を始めたいのですが、男の子では出来れば小2位から、女の子は遅くとも小4位から始めたいところです。
